先日、大阪で経営コンサルをしている知人が講師をする『事業資金融資が通りやすくなる決算書のコツ』というセミナーに参加するため、新大阪に行ってきました。
“融資したくなる決算書のコツ”ということで融資の専門家のお話を聞いたのですが、さすがプロ!すっかり話に引き込まれてしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
まず「銀行が融資を決定する際に重視する項目」は主に3つありますが、その重視する項目は各銀行によって違います。
それをどのような方法で特定するのか?それは・・・ その銀行の銀行員をつかまえて聞く!
う~ん!素晴らしい!
次に「銀行からみた企業の格付」では、各銀行がそれぞれ金融庁のマニュアルにより判断するわけですが、その格付けの要素は主に2つあります。
1つは定量要因といって決算書の数字そのままが判断材料になり、もう1つは定性要因といって通常点数では表現しにくいもの、例えば経営者の経営方針であったり競争力、市場動向などが格付けの評価材料になります。
ちなみにこの定性要因による評価はメガバンクではほとんど判断材料にされず、地方銀行、信用金庫(組合)といくにしたがってその評価される割合は高くなります。
そして、金融庁のガイドラインには6段階の格付けランクがあり、その上位2つのランクに入っておかないと融資を受けるのは無理とのことでした。
セミナーでは、そのほかにも融資に関する様々なポイントをご教授いただき、そしてその後の打ち上げでは更に熱い話を聞かせていただき、そうして新大阪の夜は更けていったのでした。
桑山さん並びに今回のセミナーを企画していただいたAxs Fp Officeの小野さん、本当にありがとうございました!
これからも、経営者さまにより良いご提案ができるよう頑張っていきたいと思います。